くらし情報『【雑学キング!】ブルーライトを浴び続けるとどうなるの?』

【雑学キング!】ブルーライトを浴び続けるとどうなるの?

さらに、ディスプレイは強い光を発していることが多いので、瞳孔を小さくするために、目の筋肉を酷使させることになる。長時間ディスプレイを見続けることによって、目の疲れや痛み、ドライアイ、視力低下、肩の凝り痛み、不眠、食欲減退などの症状が考えられる。

■放っておくと…視界の中心部がゆがむ加齢黄斑変性に?
ブルーライトは、赤色など波長の長い光よりも散乱しやすい性質を持っている。散乱しやすいということは、像がボケやすいということ。そうなると、物を見る時にすごく集中するので、目の中の筋肉を酷使し、疲れ目になってしまう。

また、ブルーライトは目の角膜や水晶体を通過し、網膜まで到達する。これが近年増加している加齢黄斑変性の原因になりやすいということで、眼科医は非常に問題視している。

加齢黄斑変性とは、目の奥にある網膜の中心部(黄斑)に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなってしまう病気。
物がゆがんで見えたり(変視症)、真ん中が見えにくくなり(中心暗点)、視力が低下する。黄斑が障害されても周辺部は障害されていないので、視界の中心はゆがんで見えるが、周辺は正常に見えるという特徴がある。欧米では、加齢黄斑変性が65歳以上の失明原因の第1位。

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