【エンタメCOBS】日本人が恋愛ベタと言われる理由とは?
「病理」と聞くと、なんだかとても大げさで、自分たちの恋愛には関係のないようなもののように思えますが、日常生活でカレを束縛したり、嫉妬(しっと)の感情をぶつけたりすることがふたりの関係を破滅させる序の口なのです。
「愛するとは、すべて自らの感情に身を任せないということ」を頭にいれておきましょう。
■支配欲を捨てられていない
自由について哲学者のヘーゲルが「最高の共同が最高の自由である」と述べたように、支配や権力で頭がいっぱいの人間は、永遠に自由を手に入れることができません。
これを男女関係にあてはめると、愛し方を知らない男女は、「自分」と「ありのままの自分を受け止めてくれる恋人」との間に力関係を持とうとします。思い通りに相手を操ることで、自分の欲望を満たすのです。
相手がいないと幸せを感じられない個人というのは、「いつか恋人を失うかもしれない」という不安に苛(さいな)まれ、永遠に「寂しさ」という呪縛(じゅばく)から抜けさすことができないのです。■謙遜(けんそん)をせずにはいられない
日本人は「私なんて・・」という言葉が好きな民族。本音と建前に大きな乖離(かいり)があると、次第に心は疲れてしまいます。