【エンタメCOBS】お釈迦(しゃか)様にまつわる「へー」な話
十分に飛んで世界の果てまで来たなと思った時に、目の前に巨大な柱が現れます。よし、ここまで来た証しとして柱に「斉天大聖到此一游」(意:天にも等しい大いなる聖がここに来たぞ)と書き、戻ってきました。
●悟空は500年後に助かります
得意になってお釈迦(しゃか)様に告げると、お釈迦(しゃか)様は「お前は私の手のひらを出ておらぬ」と仰る(おっしゃる)。ふと見るとさっき書いたはずの文字がお釈迦(しゃか)様の指に。「お前の負けだ」という言葉と共にお釈迦(しゃか)様の指が岩山に変じ、五行山となって悟空を動けないように封じます。この五行山にはお札が貼(は)ってあって、「そのお札をはがす人が現れるまで、お前はここを動けない」とお釈迦(しゃか)様が言います。それが三蔵法師になるわけですが、三蔵法師が五行山にやって来るのは500年後。
●去り際に悟空に罰ゲーム!?
悟空を封じて天界が平和になったので、お釈迦(しゃか)様は西方に去るのですが、その際に「悟空を哀れに思って」として、「もしその化け猿が渇いたら煮えたスズ汁を飲ませてやりなさい」とヒドイことを言います(笑)。
慈悲あるふれるお釈迦(しゃか)様でも、これは拷問です。