2013年1月18日 20:50
【雑学キング!】腹巻きをするとダイエットになるというのは本当?
数年前から、冬になるとインナーショップで腹巻きを見かけるようになりました。徐々に腹巻き女子は増えているらしく、今年は100円ショップの主要ラインナップとして登場するまでになっています。腹巻きをしている姿はビジュアル的に抵抗があるけれど、冷えを緩和するのはもちろん、美容にも効果的がありそうです。腹巻きの効果について取材しました。
■腹巻きは、日本だからこそ生まれた
教えてくれたのは養生学の専門家で、日本の習俗にも造詣が深い島内薫さん。
――寅さんの代名詞だった腹巻きですが、いつからあるのでしょうか?
「腹巻きの起源は、はっきりしていません。鎧が起源だという説、帯が起源だという説、ふんどしが起源だという説、いろいろあります。どの起源にせよ、タスキだったり帯だったり、日本は『締める』文化です。
ですから、おなかを締める腹巻きが日本で生まれたのは自然なことだと思います」
――寅さんのお財布だったという話を聞いたこともあるのですが……。
「そうですね。博徒は『さらし』を巻いたり、腹巻きをしたりしていました。大工さんなど職人もしていましたよね。日本には、『腹をくくる』『片腹痛い』『腹が立つ』など、おなかに関連した言葉が多いです。