今日はどっちの気分? 「ゆるっと」「ピタッと」コーデ
■ピタッとしたファッションが流行った時代を生きた記憶
1980年代後半、いわゆる「ボディコンシャス」なファッションが大流行した時期があった。いかにボディラインを綺麗に出すか?それがオシャレの大切なポイントだった。
ピタピタのミニのタイトスカートや、体の線が露わになるニットワンピース。今思えば信じられないのだが、普通のオフィス街で通勤する女性たちがみんなそういった服を普通に着ていた。そういう時代があったのである。
その時代の洗礼を受けたせいか、「ピタッとした服を着ることが一番オシャレで女らしい」という呪縛に長い間とらわれていたような気がする。
けれど、時を経て今はゆるっとしたシャツ、ゆるっとしたニット、ゆるっとしたパンツが主流。
今20代の女性たちを見ると、だれも身体に張り付くようなジャージワンピースなど着ていないし、だれもローライズのスキニーデニムなど履いていない。
ロングフレアスカート、ワイドパンツ、プリーツスカート。
いかにボディラインを見せない着こなしをするか?へと、時代が変わったように思う。
■プリーツスカートで「ゆるっとコーデ」
ここ数年流行中のロングプリーツスカートは、ゆるっとコーデが組みやすいアイテム。