ムートンといえば、UGGのムートンブーツが有名ですが、実際にムートンが何の革なのか知らない人も多いのではないでしょうか。僕もこの仕事をするまでは知りませんでした(笑)。
ムートンとは羊の毛皮のことで、ムートンブーツは羊の革の裏面を起毛させたスエードを靴の外側に使い、羊の毛(=ウール)が付いた方を靴の内側に使っています。
基本的なお手入れはスエードと同じになりますが、革が柔らかいため、ブラッシングを強くし過ぎると破れてしまうことがあります。
また、雨や雪で濡れてしまうとシミができやすい素材なので、メンテナンスをした後にしっかりとスプレーで防水処理をするようにしましょう。もし雨や雪で濡れて、雨ジミができてしまった場合は、自分でなんとかしようとせずプロのお店に相談するのがオススメです。
ムートンブーツのお手入れで用意するもの
・シューキーパー or ブーツキーパー
・スエードブラシ
・サンドペーパー(240番~300番の粗さが最適)
・馬毛ブラシ(大)(靴クリームがついていないもの)
・スエード用防水スプレー
準備1シューレースを取る
シューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。