2014年10月27日 07:00|ウーマンエキサイト

相続税の基本を学ぶ(1) 相続税の対象となる財産とは

2015年1月1日から相続税が増税されます。増税にあたり、注意すべきポイントは大きく2つあります。1点目は相続税の税率が引き上げられること。2点目は「ここまでは相続税は発生しません」という基礎控除が引き下げられる点です。

これまで一部の富裕層が対象だった相続税ですが、この改正によって対象が一気に拡大します。しっかり貯めて資産を増やしてきた団塊世代の親を持つ皆さんは、今からゆっくりと親子で相続について話し合っておくことが何よりの相続税対策になります。

まずは、相続税の基本について、おさらいしておきましょう。
相続税の基本を学ぶ(1) 相続税の対象となる財産とは

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■相続税の対象となる財産とは相続税の対象となる財産にはどんなものがあるのか、改めて確認してみましょう。
財産のうち「お金に換算できる経済的価値のあるもの」がすべて相続税の対象に該当します。対象となる財産の一覧は以下の通りです。

1)現金・預金
2)株や債券などの有価証券
3)車、宝石や貴金属、美術品などの動産
4)土地や建物などの不動産
5)貸付金、売掛金
6)特許権や著作権、ゴルフ会員権
7)生命保険金
8)死亡退職金
9)亡くなる前3年以内に贈与された財産
10)未払金、借金、住宅ローン

上記のうち、気をつけておきたいポイントが4つあります。順に詳しく解説しましょう。

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