2015年1月20日 07:00|ウーマンエキサイト
今年こそスッキリ整理! 共働き家計のお金の管理(その1)
新年や新年度など、区切りのタイミングは、気持ちも新たに家計管理に取り組もうと考える方が多い時期です。しかし、いざやってみようとすると、早々に挫折する方が多いのも事実。
家計の管理にくじけてしまう理由としては、大きく2つあります。「家計簿の記帳が面倒だから」というのがひとつ、そしてもうひとつ、特に共働き家計に多いのが、「家計の全体像をつかむことを断念してしまう」ことです。
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■共働き家庭の家計管理が難しい理由とは? もちろん、夫または妻のどちらかしか働いていない家庭であっても、財布を握っているほうだけが家計を把握していて、もう片方はまったく把握していないというケースもあります。共働きの場合は、こうしたケースに加えて、片方だけではなく「双方が」家計の全体像をわかっていないということもよくあります。
具体的には
・共働き家庭では、夫婦がお互いの収入や貯蓄額を知らない
・毎月の生活費が合計いくらか、夫婦共に把握していない
・夫婦それぞれが、生活費の中で何の支払いを担当しているかもわかっていない
などがあります。そして、その理由としては、
(1)忙しくて夫婦でお金の話をする時間がない
(2)共働きで自立したもの同士、相手の収入や貯蓄額なんて知りたくないし、自分も知られたくない
(3)管理などしなくても、それぞれの収入があるので生活が回っているため、生活に危機感がない
といったことがあげられます。
しかし、家計管理をしないことには大きなデメリットがあるのです。