一日の終わりにリラックス。 「ちょっと飲みたい気分」になる、ジャジィな室内楽3選

室内楽というとクラシックを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。オーケストラと違って、小さい編成によるピアノや管弦楽のアンサンブルは、まさに小部屋で聴くのにふさわしい親密な肌触りで、私たちの心のひだに優しく分け入ってきます。

一日の終わりにリラックス。 「ちょっと飲みたい気分」になる、ジャジィな室内楽3選

© Minerva Studio


あわただしかった1日を一瞬にして心潤し、いい香りが漂ってきそうなひとときに変えてみませんか? そんな極上の時間を演出してくれる、選りすぐりのジャジィな室内楽をご紹介しましょう。

・「バー・ブエノスアイレス ~ソワレ~」
・ チリー・ゴンザレスの「チェンバース」
・ 中島ノブユキ「散りゆく花」

「バー・ブエノスアイレス ~ソワレ~」で心底リラックスアルゼンチンの天才ピアニストで作曲家、カルロス・アギーレの繊細な楽曲につながる、世界の様々な音楽を集めた人気のコンピレーション・シリーズ4作目。コンセプトはまさしく、“エヴァンスと室内楽”で、偉大なジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスの作品がフィーチャーされています。


一日の終わりにリラックス。 「ちょっと飲みたい気分」になる、ジャジィな室内楽3選

とはいっても、単なる寄せ集めやカバーではなく、エヴァンスのピアノと管弦楽器とのマッチングの良さ、つまり、室内楽的な魅力に焦点を当てた作品で編まれており、エヴァンスならではの繊細さがクローズアップ。さらにイマジネーションが広がります。

特筆すべきは、ギタリストのパット・メセニーとピアニストのライル・メイズが、エヴァンスに捧げて作曲した「September Fifteenth」。彼の命日である9月15日がタイトルになっていて、カルロス・アギーレと、世界一美しいアルペジオを奏でるといわれるギタリスト、キケ・シネシが、このアルバムのために共演しています。丁寧な愛撫のようにデリカシーのある演奏に、心身がほぐれて美酒に酔いたくなるかもしれません。
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