水着を着る前に…スーパーなビフィズス菌で、ぽっこりお腹とさよなら!
夏休みに海やプールに行く予定をたてている人もいるはず。そんなとき気になるのが、ぽっこりお腹。なんとかしなきゃ! と思いつつも、運動は苦手…という方は、ビフィズス菌に注目です。
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ビフィズス菌にも種類はさまざま。そんな中、生きて腸まで届くといわれる「BifiX」というビフィズス菌には、メタボ対策の効果が期待できることがわかりました。
抗メタボホルモン(GLP-1)を増やす
まず、メタボリック症候群を抑制するには、ビフィズス菌が作り出す「短鎖脂肪酸」が重要です。短鎖脂肪酸は、食事中のエネルギーが脂肪細胞へ蓄えられるのを防ぎ、逆に筋肉で消費されやすくする働きを持っています。
また、腸内の短鎖脂肪酸は大腸の細胞を刺激し、「グルカゴン様ペプチド(GLP-1)」というホルモンの分泌を促します。
このホルモンは、インスリン分泌を刺激することで血糖値を下げたり、食欲を低下させたり、脂肪細胞に作用して脂肪の蓄積を抑制したりする働きがあります。
ビフィズス菌BifiXをマウスに摂取させたところ、GLP-1が大腸で増加、内蔵脂肪の蓄積が抑えられることが実験で明らかになりました。ビフィズス菌BifiXが短鎖脂肪酸を増やした結果、GLP-1も増え、メタボリック症候群の抑制に効果が期待できるというわけです。