ひとりごとが多い子に対しては次の言葉が紹介されています。
大切なのは、その都度子どもを叱るのではなく、声かけをしてあげて、気づけるようにということ。この話し方なら、子どもも「自分が受け入れられている、愛されている」と感じてくれることでしょう。
のんびり着替えをする子については次のように言うのが良いそうです。
マイナスの言葉をかけて本人のやる気をくじいてしまうのではなく、肯定的な言葉かけをして母親が手伝うことでルールを守ることを教えていくのだそう。
個性的な特徴を持つ子どもたちは、そうではない子どもたちと全く同じように、母親の愛と思いやりのこもった言葉を必要としています。子どもたちは、ほめられることによって自己肯定感が満たされ、心から喜んで、自信もつくことでしょう。そして同時に、言葉かけによって、生きるために必要なことも身に着けていけたら、幸せなのではないでしょうか。
最初から最後まで、子ども本人と子どもを愛する母親の気持ちに寄り添った、穏やかで優しい言葉で綴られた一冊となっています。育児をより良いものにしていくために、あなたも読んでみては?
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