一眼レフカメラ初心者のための、運動会での子供の写真撮影術(ママのための写真術3)
運動会は子どもの成長を写真に収められるチャンス。ですが、速い動きや子どもとの距離がネックになって、撮影しづらいものです。
今回は、人が多い場所でも子どもの魅力をくまなく写せる、カメラ初心者のための運動会撮影テクニックをご紹介します。
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これだけは用意しておきたい、運動会撮影のための必須アイテム4つ
まずは、用意しておきたいアイテムを紹介します。
(1)望遠レンズ
レンズの倍率は、望遠側が250mmや300mmくらいのものがあるとよいでしょう。もし「買うのが間に合わない」という場合は、お手持ちのレンズで撮影画質を最高にして、最大にズームし撮影した後、子供が写っている部分だけをトリミングするという手もあります。その場合、画素数は1,600万画素くらいに設定しておけば、拡大してもきれいに切り取れます。
(2)レンズ保護グッズ
運動会はレンズにとって過酷な環境。
砂ぼこりが舞う中を長時間、人混みの中から撮影するため、レンズには必ず保護フィルターをつけましょう。強過ぎる太陽光を遮り、光の写り込みを防ぐためにフードもあるとよいかもしれません。
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レンズの先についている、花のようなかたちのものがレンズフード。
強い日差しを避けたり、レンズを衝撃や汚れから守ったりする働きがあります。
(3)予備バッテリー
運動会は朝早くから山場が多く、カメラの設定を変えたり動画を撮ったりデータを確認したりと、電源をオンにしている時間が長い1日です。そんな時に電池が切れてしまっては、頑張って持って来たカメラも、ただ重いだけの邪魔ものになってしまいます。 年に一度の運動会、そうならないように予備バッテリーは必ず用意しておきましょう。
ちなみに予備のバッテリーは純正品以外でも良いですが、保証期間内に純正品以外を使用したことが原因で故障した場合は保証の対象外になってしまうことがあります。
それを考慮すると、純正品で揃えておくのが無難かもしれません。
(4)SDカード
SDカードは、写真のデータを保存する大切なカード。せっかく撮った写真のデータが消えてしまっては元も子もないですから、とにかく信頼できるメーカーのものを選びましょう。
容量は、動画も撮る場合は32Gがおすすめです。読み込み速度はClass10くらいのものを用意できていると安心です。SDカードの読み込み速度については、
こちらの記事で説明しています。