一眼レフカメラ初心者のための、運動会での子供の写真撮影術(ママのための写真術3)
<競技別おすすめの撮影ポイント>
◇リレー
子どもたちが走るコースのカーブ部分を撮影するのが、ドラマティックな写真を撮る意味でもおすすめです。順位によっては前の子たちとかぶってしまう可能性がありますが、子どもの「今ここで抜かす!」という真剣な表情を狙える場所でもあります。
また、ゴールテープ前は撮影する場所取りの競争率が高いスポットですが、子どもが走り込んでくる直前に、テープを持っている先生にピントを合わせてロックしておき、ゴールした瞬間、子どもに向けてシャッターを本押しすると、くっきり良い表情が撮れます。
◇障害物競争、玉入れ、綱引き、大玉ころがし
見返した時、動きのある楽しい写真を撮るには、たとえば
- 障害物競走では子どもが障害物と相対している瞬間
- 玉入れでは球がたくさん飛んで盛り上がっている場面
- 綱引きは子どもの体重が後ろに行き切った瞬間の表情
- 大玉ころがしは後半よりも前半
に連写すると、より動きがあって思い出に残るショットが撮れやすいでしょう。
(2)校庭や校舎など、全体の雰囲気がわかる写真も撮っておく
望遠レンズやズーム機能に集中し過ぎていると、あとで自分の子どものアップや全身しか撮れていない写真ばかりになってしまうので、意識して時々背景の校庭、学校の雰囲気なども撮っていきましょう。 あとでアルバムにする時に、こうした写真が活きてきます。
ほかにも、運動会に向けてはりきって練習している姿、運動会で使う小道具を家で構えてみた時の笑顔などを、練習がてら撮っておくのもよいかもしれません。
さらに、運動会当日の早起きして作ったお弁当、支度でドタバタそわそわした子どもの様子、席取りをしている様子、運動会の飾りやポスターや学校の校門、お昼休憩にみんなでお弁当を食べている笑顔、普段撮れないたくさんの友達との交流なども押さえておくと、運動会に来られなかったおじいちゃんおばあちゃんにも、より臨場感ある楽しさが伝わります。
1年に一度きりしかない運動会、「撮影も失敗できない」と必死になり過ぎるよりも、子どもにとっては「家族が自分を応援してくれている。」ということが何より嬉しいものです。一緒に盛り上がって「楽しむためにカメラを使う」という気持ちで撮影できたらよいですね。
(森山亜美香)
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