ママたちの間に増える「アザコン」の実態

「アザコン」という言葉をご存じでしょうか? 正式には、アザーコンプレックス。他人(other)の目を常に気にし、「自分がどう見られているか?どう思われているか?」ということに執着した、ネガティブな思考を持った人のことを指します。

目次

・FacebookやTwitter、ブログなどのSNSで「いいね!」が欲しい
・無理な周囲の生活レベルに合わせ見栄を張る
・こんな人は要注意!! アザコンチェック
・アザコンを克服する方法は?


ママたちの間に増える「アザコン」の実態

© Monet - Fotolia.com


このように文字で説明すると、「自分には当てはまらない」と思う人がほとんどかもしれません。
しかし、このアザコン、ママたちの間で非常に増えているといわれています。今回は、ママたちに焦点を絞り、アザコンのケースを見てみましょう。

FacebookやTwitter、ブログなどのSNSで「いいね!」が欲しい

SNSの普及により、同じママの立場にある人たちの経験や生活、思っていることを気軽にネットで閲覧できるようになったことは、自分の知らなかった情報を得るために役立つこともあります。

しかし、一方でそれが羨望や嫉妬の対象になることも。以前、私の知り合いはこんなことを言っていました。
「自分は子育てと家事で手一杯なのに、みんなは子どもの画像やお出かけの様子をSNS上にアップしている。余裕があって羨ましい」と。

この「羨ましい」という言葉がアザコン気質のママを増やしていくのです。自分も誰かに羨ましいと思われ、快感を得たい。FacebookやTwitter、ブログでの投稿に対して「いいね!」をたくさんもらいたい。そうした思いから、いつの間にか「いいね!」欲しさに日々行動するようになります。

新しくできたスポットに真っ先に行ってみたり、人目を引くような子どもの写真を撮りたくて、(子どもに)ポーズや表情を強要したり。その上、子どもと遊びに行ってせっかく楽しい時間を過ごしているのに逐一SNSに投稿。
携帯ばかりに向き合って、子どもや家族とのせっかくの時間を台無しにしてしまうこともあるでしょう。

無理な周囲の生活レベルに合わせ見栄を張る

2015年4月~6月にTBS系列で放送されていたドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』を観ていた方は、貫地谷しほりさん演じる神谷由紀の役柄を思い出してみてください。

神谷家は年収がやや高めではあるものの、一般的なサラリーマン家庭。ですが、周囲の年収数千万~数億円のセレブ家庭に合わせて、「実家は大きな会社を経営」「自分も帰国子女」と見栄を張ってしまいます。そして、ギャンブルでお金を増やしたり、サラ金からお金を借りたりして、彼女の家庭の収入では手が出ない習い事やサマースクールなどに子どもを参加させていました。

こうした事例は決してドラマの中のことだけでなく、経済力に見合わないことをして生活を圧迫し、離婚に至るケースは現実でも少なくないようです。


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