「ボウルを持つ」が正解、コレだけ押さえたいワインのマナー


レストランや上司も交えた食事など、かしこまった席でのワインのマナーは?

クリスマスや記念日など、いつもより高級なレストランで彼と食事をするときや、忘年会で上司など目上の人も交えてのお酒の席では、どのようにふるまうといいのでしょうか。

かしこまった席でのスマートなワインのたしなみ方のポイントは以下のふたつ。

1.「男性が女性に注ぐ」が基本。でもTPOにあわせて
レストランなどでは、グラスを置いたままソムリエやレストランのスタッフに注いでもらうのがマナー。また、ワインは「男性が女性に注ぐ」ことが基本です。

しかし、会社の忘年会の立食パーティなどでは、女性がお酌をする文化も浸透しているため、相手の様子にあわせて見極めるといいでしょう。

目上であっても、男性が注いでくれるなら「ありがとうございます」と受けるほうが相手に花を持たせることになる場合もあります。

2.口をつけるのは1か所に。
口紅は指でそっとぬぐって

ワインをいただくとき、どうしても気になるのがグラスについた口紅のあと。

飲むときはできるだけ同じ場所に口をつけるようにし、指で口紅をそっとぬぐいましょう。口紅のついた指は、ナプキンでふくとスマート。その都度ではなく、汚れが目立ってきたと思ったら、自然にさりげなくふくのがポイントです。

ホームパーティでよろこばれる、手みやげワインの選び方

ワインが好きな友人宅でのホームパーティに招待されたときのケースです。

手みやげにワインを持っていきたいけど、何を選べばいいのか悩ましいところ。そんなときに使えるワイン選びのヒントがこちら。

1.料理の色とワインの色をあわせる
友人が用意してくれるメニューをさりげなく聞いておき、料理にあったものを選ぶこと。


一般的に「魚には白、肉には赤」といわれていますが、マグロやカツオなどの赤身の魚には赤ワイン、鶏肉のクリーム煮なら白ワインといったように、味つけや素材の色とワインの色をあわせると、なおいいでしょう。

2.ワイン+スイーツのマリアージュも女子会向き
食後のお楽しみに、甘口の「デザートワイン」とスイーツを手みやげにするのもひとつの手。

デザートワインとは、特殊な菌がついたブドウや、凍らせたブドウなどを使った甘めのワイン。「デザートワインってなに?」という人は、ラベルをチェックするといいそうです。旬のフルーツを使ったタルトとあわせれば、味の相性もばっちり! 

「種類が多く、むずかしいと思われがちなワインですが、じつはとても自由な飲み物。直感で楽しんでいただくのがいちばんです」と、岩本さん。

マナーもポイントだけおさえて、あとは楽しくいただくことが、スマートなワインのたしなみ方といえそうです。


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