落ち込んだときに意識したい 心を元気にする方法


■生理周期を把握する

女性は、ホルモンバランスの関係で生理前になるとふさぎこみやすくなったり、いらいらしやすくなることがあります。

それを把握するだけで、「今はナイーブな時期なので仕方ない」と割り切ることができます。


■ポジティブになろうと、あせらない

いい方向に考えようとする自分、それでもマイナス思考に傾いてしまう自分とが行き来して、八方塞がりになることだってあるかもしれません。

そんなときは、無理して「ポジティブになろう」と考えないことも大切です。ポジティブになりきれない自分に対し、また否定的になってしまうから。

落ち込む時間がずっと続くわけではない、とだけ考えて、あとは正直な気持ちのままどっぷり落ち込んでみると、新たな自分の発見にもつながるかもしれません。

■「マイナス思考」は「心の防御」ととらえてみよう

実際にマイナス思考から抜け出した和田さんのお話とあわせて、筆者が心理カウンセラーへの取材で教えていただいたことも、ご紹介します。

それが、「マイナス思考は心の防御でもある」ということ。

たとえば新しく見つけたレストランに行くとします。最初から「どうせたいしておいしくない」と思っていれば、期待を裏切られたときの心のやり場が確保できますし、過度な落胆を避けられます。


自分が傷つかないための心の防御策でもあるわけです。

「どうせ」、「もしこういう事態に陥ったらどうしよう」と思ったときは、「こう考えるのは、私が自分の心を守ろうとしているからなんだ」と客観的に考えてみるだけで、とりとめのないもやもやから、少しだけ気持ちをそらすことができそうです。

もやもやして眠れない夜に、これらのヒントをちらっと思い出してみてくださいね。

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