子どもを狙う犯罪にどう対応する? 知っておきたい防犯サービス
■もしものときのSOSに! 「タクシーこども110番」
東京ハイヤー・タクシー協会では、子どもを犯罪や事件などから守るための取り組みとして「タクシーこども110番」制度を設けています。
これは、子どもから助けを求められたらタクシー内で保護し、警察の指示のもと安全確保に努める取り組み。
該当するタクシーには左右の後ろドア横に、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」が描かれたステッカーが貼られています。
怖い目にあいそうなとき、近くの道路にタクシーを見つけたら迷わずSOSを出すよう、お子さんに教えておくとよいでしょう。
子どもが怖い目にあうさまざまなニュースに心を痛めるたびに、どこかで「わが子にかぎって」と思うのではないでしょうか。
しかし、考えたくないことですが、可能性はゼロではありません。
親も子もたしかな情報と知識を身につけ、ひとりひとりが防犯意識を持つことはもちろん、犯罪がおこりにくい街の雰囲気づくりをすることも、子どもを犯罪から遠ざけるために大切なことです。
身近にある団体や企業が、さまざまな取り組みとともに地域の目として子どもたちの安全・安心を見守っていることを知ると、少し安心感につながりそうです。
この機会にお子さんと防犯について話し合ったり、防犯サービスを上手に活用しながら、大切なわが子が毎日のびのびと、安心して過ごせる環境を整えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・
平成27年度版警察白書
・
メールけいしちょう
・
タクシーこども110番(一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会)
・
日本マクドナルド:(McDonald's CSR Report 2015)