「お金のことは話したくない」「でもやらなきゃ…」女性が知っておきたい4つのコツ
■資産運用で心がけたいこと・その3 「専門家に委ねる」
証券会社や銀行の窓口で専門家にアドバイスをもらうのも、ときには必要です。窓口に行くのは勇気がいるという方もいると思いますし、いろいろ勧められてしまいそう、と尻込みする人もいるでしょう。
でも、自分でたててみたプランに不安だったり、計画と大きくかい離するような状態になったりしたら、プロのサポートを得ることも必要です。
できるだけ目的を明確にしていきましょう。一番重要なのは「何のために資産運用するのか」ということです。子どもの教育費、住宅ローンの頭金、退職後の備え…いろいろあると思います。そこをはっきりさせることで、より明確なアドバイスをもらうことができます。
そして一旦たてた計画は最低でも年に1回はレビューし、予定通り進んでいるかどうかをプロと確認していきましょう。
■資産運用で心がけたいこと・その4 「早く始める」
最後に、当たり前のことですが、資産運用で失敗しないための大きなポイントのひとつに「
なるべく早く始める」ことがあります。25歳から毎月1万円ずつ投資をするのと、35歳から始めるのとでは、ゴールに向けての時間が10年違います。この10年の間にはさまざまなことがあるでしょうが、資産運用につきものの価格の変動の影響をうまくコントロールするには、時間を味方につけることが重要です。
資産運用大国の米国でも、米国フィデリティの調査(※)では女性の多くは「資産運用」を「難しくてとっつきにくい」と言っており、92%の女性が資産運用を勉強したい、60%が自分の退職後十分な資産があるか不安、でも80%の人は誰かと資産運用の話をするのはとまどう、というアンケート結果が出ています。実際、医療のプロである医者には医療面についてよく相談するのに、金融のプロとはお金や投資について話したがらないという現実があります。
日本の女性の皆さんも、同じ気持ちの方も多いのではないですか? ちょっとだけ勇気を出し、一歩踏み出して、時間をかけて、ご自分のペースに合った資産運用で、ぜひあなたのゴールを目指してください。
(※)Money FIT Woman Study 2015(PDF)
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