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たっぷり遊ぶには時間も体力も足りない、絵本を読んであげる気力もない…。一緒に遊ぼうにもマンネリ化してしまったというママも多いのでは。そんなママにオススメしたいのが「おまじないあそび」。気軽にできるだけでなく、ママと子どもの距離が近くなり絆がグッと深まります。
■おまじないが子どもの興味関心を倍増させる!
おまじないは、神秘の力を借りて思いや願いを叶えようとするもの。漢字で書くと「お呪い」で、なんだかとってもおどろおどろしいけれど、「痛いの痛いのとんでいけ!」もおまじないの一つ。こういった願掛けを母子で共有するのです。
実はこれ、子どもの成長を促し、母子の信頼関係まで強化してくれる、最強のコミュニケーションツールなのです。
■おまじない遊びで見えた子どもたちの変化
実際におまじないで遊ぶと、どんな変化がもたらされるのか…。実際に楽しんでいるママたちに聞いてみました。
「世界各国のおまじないを2人で調べては、実践しました。生まれ年の硬貨に願いをかけ、それをお守りとして持ち歩いたり、散歩がてら四葉のクローバーを探し、家族の幸せを願って押し花にしたり。それがきっかけとなって外国に興味を持ったり、お金をまじまじ見るようになったり、積極的に自然と触れ合うようになったり…。何気ない日常にもあちこち発見があり、会話も弾むようになりました」(30代後半)
「義母が骨折した際、『早くよくなりますように』と満月に願掛け。それ以来、何かあるごとにこれをやるように。私が体調を崩したときもメソメソせず、『ママ、満月にお願いするから大丈夫!』と。
信じる力が養われて、強くなったかな」(30代後半)
「子どもと2人、夫の仕事がうまくいくようこっそりおまじない。それからというもの『あのことはパパには絶対、内緒だよ!』と。秘密ができると心がグッと近くなるというか、前にも増して、わが子と親密になった気がします」(40代前半)
おまじないあそびは、単なる願掛けにあらず。誰かを思うやさしさが育まれたり、想像力が豊かになったり…。さまざまな要素がギュッと詰め込まれた情操教育なのです。