12月から変わる! 知っておきたい洗濯マークの新基準
衣類などの洗濯方法や干し方などを示す洗濯表示。お気に入りの洋服を長く着るためにも、洗濯の際にはマークをきちんとチェックしておきたいですよね。その洗濯表示が2016年12月から新しく変わり、国際規格に統一されます。海外製品と統一されて便利な一方、マークの見方が分からなくて戸惑うこともあるかも。改正点のポイントをしっかりおさえておきましょう。

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■洗濯表示が、日本独自のものから国際規格へ
これまで、洋服などについている洗濯表示マークは、日本独自のものが使われてきました。それが今年12月からは国際規格と統一され、マークの形や種類も大きく変わります。
中には数字やアルファベットの意味など、パッと見ただけでは分からないものも。
変更のポイントをおさえて、洗濯のときに慌てないようにしたいですね。
■洗濯マークは「おけ」に統一
洗濯に関するマークは、これまで洗濯機で洗えるものは「洗濯機」、手洗いが必要なものは「おけ」のマークであらわされてきました。新しいマークではこれらが全て「おけ」に統一。手洗いの場合は、たらいに手のイラストがプラスされています。
おけの中の数字は液温の上限をあらわします。また、おけに×がついているものは、洗濯処理が不可のマークです。
■漂白マークは三角形
三角フラスコのイラストであらわされていた漂白のマークは、シンプルな三角形に。斜線が入ったものは酸素系(非塩素系)漂白剤のみOK、×がついたものは漂白不可です。