先輩ママに聞いた! 良好な“ママ友関係”を築くコツ


■見ざる・言わざる・聞かざる…近寄らざる?

「『悪口を言った・言われた』という理由で仲が悪くなったり、トラブルが起こったり…。そんなママ友が周囲にたくさんいます。だから、私はよく噂話をしているママたちとは距離を置いて、余計な話を耳に入れないようにしているんです。余計なことを聞かなければ『悪口を言った・言われた』なんてことに巻き込まれる心配はありませんから」(Aさん/33歳/主婦)

噂話はガールズトークの定番…とはいえ、それが思わぬトラブルを招くことも。ただ話を聞いていただけでも、「一緒になって言っていた」と思われる可能性があります。そういった話からできるだけ遠ざかっておくのは、得策だと言えるでしょう。

同じように、ママ友の家庭事情についても必要以上に突っ込んで聞かないようにしておけば、「噂を流されて云々…」といったトラブルの回避につながりそうです。


■ちょっとしたコミュニケーションを大切に

「幼稚園の送り迎えをしていると、たくさんのママたちと顔を合わせます。ときには、その人たちと近くのスーパーなどでバッタリ会うことも。そんなとき、『お互いに顔は知っているけれど、話したことはない』ではなんだか気まずくて…。だから、とくに仲が良いママ友以外でも、顔見知りのママならすれ違うときなどに、挨拶プラスひとこと、ふたこと会話を交わすように心がけています」(Iさん/31歳/教育関連)

先の3例は、どちらかと言えば「浅く」のためのコツでしたが、最後は「広く」についてです。

たしかに、「知っているけど、知り合いではない」という間柄は気まずいもの。友だちとは言えないまでも、「知り合い」程度の間柄になっておけば気持ちが楽になるかもしれません。

「良いお天気ですね」「あたたかくなってきましたね」など、天候について少し会話を交わすだけでも、良い人間関係につながるのではないでしょうか。

深く長くつき合っていけるママ友がいるのは、もちろん素敵なこと。
しかし、子育てをしていると、嫌でもたくさんのママと知り合うことになります。全員と深くつきあうのは難しいですし、まったくつきあわないというわけにもいかないでしょう。

上手にママ友とつきあっていくためには、「広く浅く」の適度な距離感を心がけてみては? もしかしたら、ママ友とのつきあいがもっと楽になるかもしれません。

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