連載記事:親子で参加する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

全国20万学級が参加!「小学生が選んだのは?」知って得するマスコットの歴史【親子で参加する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 第2回】


■東京2020大会のマスコットのこと、くわしく教えて!

全国20万学級が参加!「小学生が選んだのは?」知って得するマスコットの歴史【親子で参加する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 第2回】

左がオリンピックのマスコット、右がパラリンピックのマスコット ⒸTokyo2020


最終候補3作品のなかから選ばれたのは、「ア」のデザイン。左上のキャラクターが、伝統の市松模様と近未来的な世界から生まれた、温故知新のオリンピックマスコットです。性格は古風で、どんな場所にでも瞬間移動できるのが特技。

一方、右下のパラリンピックのマスコットは、桜の触角と超能力をもつクールなキャラクターで、性格は物静か。特技は石や風と話したり、見るだけで物を動かせることだそうです。

この2つのキャラクター、性格は正反対だけど、お互いを認め合う大の仲良し。おもてなしの精神で、アスリートを応援するために力を合わせて頑張ってくれるそうです。

全国20万学級が参加!「小学生が選んだのは?」知って得するマスコットの歴史【親子で参加する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 第2回】

決定した「ア」の作者、イラストレーターの谷口亮さん ⒸTokyo2020


投票した小学生からは、「ア」のデザインに対し「足が速そう」「ゲームのキャラクターみたいでカッコイイ」「戦隊ものみたいで親しみがある」といった子どもならでは感想や、「近未来的で日本の高い技術を連想させる」など鋭い意見も上がりました。

■今後のマスコットの活動をチェック!

東京2020大会のこのマスコット、実はまだ名前が決まっていません。ネーミングの決定・発表は6月を予定しており、マスコットが正式にお披露目されるのは7〜8月です。

その後は、大会をPRするために開催都市のいたるところに出現する予定。さらに各国の国賓をお出迎えしたり、逆に外国を訪問して開催をアピールすることもあるそうです。オリンピックとパラリンピック開催期間中は開会式・閉会式などのセレモニーに参加したり、観客と一緒になって選手を応援するなど、さまざまな活動が予定されています。

オリンピックとパラリンピックを象徴するマスコットは、大会を盛り上げるアンバサダー。マスコットの活躍に注目しながら、東京2020大会が歴史と記憶に残る大会になるように、みんなで応援していきましょう!

取材・文/木村秋子

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