連載記事:パパママの本音調査
いつかやってくる親離れの時期 子どものサインを見逃さずに【パパママの本音調査】 Vol.267
■子離れできない自分を自覚している親も
どんな状態が子離れできているということなのかわからないという声も多くありました。ついつい口出しをしてしまったり、先回りしてお膳立てしてしまう自分に自己嫌悪を感じている人も。
「どの年齢でどれくらいという基準がわかっていない気がします。目の届かない歳になればなるほど、心配で目に見えるときに色々言いたくなってしまう」(千葉県 40代女性)
「小さなころは子どもを最優先に生きる母親ですが、ある時期になると、子離れをしていかないといけないのは、わかっていても寂しく苦しい時期ですね。子ども依存にならないように、少しずつ新しい人生に向けての種まきをしています」(東京都 40代女性)
「なぜか一番上の子どもだけ子離れできません。3人のうち一人だけ男だし、手がかからなくなっても気になって仕方ありません。なんとかならんのか、私!」(東京都 40代女性)
「現在高校3年生。つい先回りしてお膳立てしてしまう自分に反省しています」(東京都 60代女性)
「できているようでできていないかな。
心配してついつい口出ししてる」(三重県 30代女性)
「ちょっとした買い物など、昔は必ずくっついてきたのに、今は留守番しています。一緒の買い物を初めて断られたときはビックリしました。なんか少しだけ寂しく感じましたが、今はそんな状況に慣れました。でも、正直ちょっと寂しいかな。完全な子離れって難しいですね」(福島県 40代女性)
■親離れ子離れの狭間で揺れ動く子ども
小学校卒業から中学入学時期は、親離れや子離れを感じるきっかけになるとき。とは言え、完全に親離れするのには時間もかかりますから、まずは子どもの様子を見て、甘やかすときと見守るときを見極められるといいですね。
「子どもが離れだしたら、それに合わせようと思っています。もうすぐ小学校卒業を迎える息子。
本人も甘えたいような、親を突き放したいような微妙な心境のようです。甘えたいときには甘えさせるし、生意気なことを言ってきたときには受け流しています。こうやって親の元から飛び立っていくんだなぁと感慨深いです」(神奈川県 40代女性)
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