コミックエッセイ:モチコの親バカ&ツッコミ育児

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

家事が終わって一息つきたいとき。仕事と仕事の合間。晩御飯の準備に取り掛かる前。小腹が空いたなぁってこと、よくありますよね? 

そして、ついつい甘~いものに手が伸びてしまうもの。中でも、パクッと食べられるチョコレートは、ご褒美スイーツの代表選手。でもどこか後ろめたさも感じてしまいます。

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

だからこそ「ただ食べるだけではない、戦略的な間食を!」と提案してくれるのは、管理栄養士の滝野さんです。

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】教えてくれたのは…
管理栄養士:滝野香織さん

女子栄養大学を卒業後、集団給食委託会社に就職し、病院、特別養護老人ホーム、保育園の栄養士として勤務。出産を機に退職し、現在は自宅で料理教室を開催しながら、雑誌・テレビ・WEBなどの各種媒体で栄養指導やオリジナルレシピの提供を行なっている。小学2年生の男のコと小学4年生女のコのリアルママ。



GI値を意識する習慣を身につければ、おやつは幸せな時間に

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

モチコ:GIってよく聞くけれど、何なんですか?

管理栄養士 滝野さん:食べ物を食べると、その食べ物の中の糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれます。この糖質の吸収度合いがGIです。GI値が高い食品は、糖質の吸収が早いので血糖値の上昇が早く、GI値が低い食品は、血糖値の上昇が穏やかです。

モチコ:血糖値の上昇が早かったり穏やかだと、何が違うんですか?カラダにどんな影響があるんですか?

管理栄養士 滝野さん:糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれると、すい臓からインスリンが分泌されて、臓器はインスリンの働きによって血糖をとり込んでエネルギーとして利用します。食後、急激に眠たくなったりするのは、脳のエネルギーとなるべくブドウ糖が脳に届く前に血糖値が下がるからです。

モチコ:ブドウ糖がエネルギーとして利用されずに蓄えられると、どうなるんですか?

管理栄養士 滝野さん:エネルギーとして使われずに溜めこまれた糖は、脂肪になります。また、血糖値が急に上がり、インスリンによって急に下がると、食べたはずなのに血糖値が低くなるので、空腹感もすぐに感じるようになるかもしれません。

モチコ:ちょっと一息つきたくて、小腹が空いてスイーツを食べているのに、すぐに空腹感を感じるなんて……(泣)。おやつは食べないほうがいいのでしょうか?

管理栄養士 滝野さん:おやつや間食は、「戦略的に」摂ることで、健康的な生活を送る上でプラスになると私は考えています。おやつって、栄養を摂取するだけでなく、幸福感を感じたり、精神的なリラックス感を得たりしませんか? ホッとできるおやつは、日々の暮らしを豊かにするものだと思います。ただあくまでも「戦略的な間食」を!

「戦略的な間食」って、どうすればいいの?

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

管理栄養士 滝野さん:GI値に注目して選ぶのがコツです。みなさんカロリーは、よく気にしますがカロリーとGI値は別モノです。おやつを食べたいなと思ったら、低GI値のものを選ぶといいですよ。

モチコ:おやつの中でも、例えば「チョコレート効果」は低GI食品だと聞いたことがあります。高カカオチョコレートもGI値が低いんですね!

管理栄養士 滝野さん:すべてのチョコレートが低いわけではありません。だからこそ、低GIの高カカオチョコレートを選ぶという「戦略」が必要不可欠なんです。

低GIだけじゃない! カカオポリフェノールにも注目してみよう

モチコ:「戦略的な間食」のために、低GIを選ぶのが必要なことはわかりました。最近の高カカオチョコレートには「カカオポリフェノール」という言葉も出てきていますが、ポリフェノールって何ですか?

管理栄養士 滝野さん:ポリフェノールとは、ほとんどの植物が持っているものです。

人間が生きていく上で、酸素はなくてはならないものですが、体内に入った一部の酸素は「活性酸素」に変化します。その「活性酸素」と戦う働きをするのが、ポリフェノールなのです。

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

管理栄養士 滝野さん:緑茶や赤ワインなど、ポリフェノールが含まれた食べ物はいろいろありますが、チョコレートの材料、カカオ豆にもカカオポリフェノールがたっぷり含まれています。

ただ、ポリフェノールは、水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、長時間の効果はあまり期待できません。ポリフェノールが豊富に含まれ、しかも気軽に利用しやすい食べ物を日々、継続して食べるのが健康的な体を維持するためにはおすすめです。

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

日々摂取するものは、未来の、明日の、自分の身体を作っていくものです。ただ食べるのではなく「戦略的に」、成分表示などにも注目してみてください。

モチコ:低GI値で、カカオポリフェノールが豊富な「チョコレート効果」を毎日のおやつ習慣にしてみようと思います! 

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

■低GIでカカオポリフェノールたっぷりな「チョコレート効果」とは

チョコレート好きに知ってほしい! 低GIとカカオポリフェノールで「戦略的な間食を」【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第68話】

低GIでカカオポリフェノールがたっぷり含まれている「チョコレート効果」。健康を考えるチョコレートとして覚えてほしい「チョコレート効果」の4つのポイントをお伝えします。

1.低GI値に注目
チョコレート効果72%はGI値29、チョコレート効果86%はGI値18です。チョコレート効果は低GI食品(※1)なのです!一般的にGI値が低いほど糖質の吸収が穏やかであると言われています。

2.豊富なカカオポリフェノール量
チョコレート効果にはカカオポリフェノールがたくさん入っています。72%の場合は1枚127mg。

3.毎日コツコツ食べて習慣化
ポリフェノールはカラダに貯めておけない成分です。そのため、毎日コツコツ習慣化して食べることをおすすめします。

4.1日あたり3枚から~5枚目安で間食

5.高カカオチョコレート市場売り上げ市場ナンバーワン(※2)

※1:低GI食品はGI値が55以下のもの
※2:インテージSRI 高カカオチョコレート市場 2015年6月~2018年5月累計ブランド別販売金額


戦略的間食を!「チョコレート効果」をさらに知る

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