もし親ががんになったら、子どもの教育費は? 「がんと教育費」の実態
■もし、がんになったときお金は?
それでは、がんになった場合、どのような支援を受けて、収入の減少を補えばいいのでしょう。
Q.がんにり患したことで、金銭面の支援を受けたものは?※複数回答あり
1位 民間の保険会社からの給付金 72.6%
2位 親からの金銭的な援助 35.7%
3位 傷病手当金 31.4%
~以下略~
全体の7割の人たちは、民間の保険会社からの給付金を利用し、
親(祖父母)からの支援を受けた人も約35%と、2番目に多い結果となりました。
保険の給付金というと、「治療費に使う」というように考えてしまいますが、実際には自身や家族の生活水準を保つために使ってもいいものです。例えば、家事代行を頼むために使うなど、使い道の観点を変えてみてもいいかもしれません。
■子育て世代ががんと教育費に向き合うには
お金、治療法、家庭内の貯蓄など、情報を知っていることで対応が変わってくることもあります。万が一のときについて、家族や夫婦間でも話しあっておくことだけでも違ってくるのではないでしょうか。たとえば、貯蓄、生活費、保険など、さまざまな観点で家計を見直したり、場合によってはファイナンシャルプランナーに相談してみたり。
もし、病気になったときには家族だけで抱え込まずに、祖父母や周りの人たちの力を借りることが大切なのだと、今回の調査結果をみて思いました。もしもがんになって途方に暮れてしまったら、子育て世代のがん患者を支援する団体や仕事面や精神面など、さまざまな支援の窓口があります。
ここまで、子育て世代ががんになった場合に教育費とどのように向き合っていくべきか考えてきました。実際に病気と闘いながら子育てをするのは大きな苦労があるのだと身につまされるとともに、今自分にもきっとできることがあるのだと、気づかされます。「もしそうなったらどうするのか」といった不測の事態への対応を考えながらも、日々子どもたちとの生活を大事にしていきたいですね。
「子育て世代のがん患者における教育費に関する調査」
キャンサーペアレンツの会員(子どもをもつガン患者)398名へのインターネットによる調査(一般社団法人キャンサーペアレンツ×ライフネット生命保険共同調査)
20~30代の男女1,000人に調査! 毎月の貯蓄額や、世帯年収別の投資額とは?