■野菜室の収納アイディア
冷蔵庫の中でも、特に野菜室の使い方に頭を悩ませている人は少なくありません。野菜をどう収納するかは、見た目だけでなく野菜の鮮度にも大きく影響する重要なポイントです。おすすめの収納アイディアをチェックしていきましょう。
野菜は種類ごとに紙袋で保存
野菜の収納方法に困ったら、まず挑戦したいのが『紙袋』を使った保存法です。
ショップの紙袋やクラフトバッグのような、少ししっかりとした紙袋を複数用意して、それぞれ野菜を収納してみましょう。このとき、袋の口を2~3回折り返しておくと安定して立たせられます。
この方法なら、土の付いた野菜や水気のある野菜を収納しても、冷蔵庫を汚す心配がありません。そのまま丸めて処分できるので、清掃の効率化にも役立ってくれます。
小分けした野菜はジップロックに入れて
デッドスペースのない効率的な収納を目指すなら、小分けした野菜をジップロックに入れて保存するのもおすすめです。
半分残ったキュウリやピーマン1個など、そのままではついつい存在を忘れてしまいがちな野菜類も、見落としがなくなりますよ。
ジップロックなら、購入日を記入しておけるので、小分けした野菜も新鮮なうちにしっかり使い切れます。
セリアの仕切り付きケースで大量収納
大きさや形が違う野菜をきれいに収納するのはなかなか難しいものですよね。
大きいケースを選べば長い野菜が倒れてしまったり、小さいケースでは収納量が足りなかったり…そんな悩みを解決してくれるのが、セリアの『仕切り付きケース』です。
収納するアイテムに合わせて自由に仕切り幅が変えられるので、どんな野菜も庫内でゴロゴロ転がることなく安定した収納ができます。
デッドスペースがなくなることで、野菜の収納量をグッと増やせます。ペットボトルなどを入れておくスペースとしても活用できますよ。
■冷凍室の収納アイディア
食品の長期保管だけでなく、作り置きや下ごしらえの保存場所としてもなくてはならない冷凍室。さまざまな種類のものを保管する場だからこそ、なおさら見やすく使いやすいスペースにしたいものですよね。
そんな冷凍室を活用できる、身近なアイテムを使った収納術を紹介します。
100均のタッパーに小分け収納
目線より低い位置にある冷凍室は、上から見下ろしたときに全体を把握できるよう、『立てる収納』にするのがおすすめです。
そのために便利なアイテムが、『100均のタッパー』です。保存したい食品を100均のタッパーに入れたら、冷凍室に立てて並べていきましょう。側面に中身を記入したラベルを貼っておけば、どこに何があるのか一目瞭然です。
100均のタッパーなら、サイズや形もさまざまなものが用意されているうえに、リーズナブルなので、必要な物を必要なだけ用意できます。
無印良品の仕切り板で食品のズレを防ぐ
収納アイテムを探すとき、無印良品をまずチェックするという人は多いのではないでしょうか。
シンプルで機能的なアイテムが多数取りそろえられている無印良品では、冷凍室収納に便利なアイテムも充実しています。
中でもおすすめなのが、食品をスッキリ立てて収納できる『スチール仕切板』です。ブックエンドのように支えたい場所に差し込むだけなので、誰でも簡単に扱えます。
収まりの悪い不安定な形の食品も、この仕切板があればスッキリ収納できそうですね。
ジップロックの名前付けはクリップに
収納に役立つアイテムは、収納用として販売されている商品ばかりではありません。実は、意外なアイテムが便利に使えるものなのです。
そんな意外なアイテムの中でもおすすめなのが『クリップ』です。ダブルクリップの底面に食品の名前を記入して、食品を入れたジップロックを挟んでおけば、欲しい物がすぐに見つけられます。
同じ食品を保存したジップロックをまとめて挟んでおけば、在庫管理も簡単です。何度も再利用できるので、ジップロックに中身を記入する手間も時間もカットできます。
■冷蔵庫の収納を見直してみよう
毎日使う冷蔵庫は、できるだけきれいに使いやすく整えておきたいものですよね。
整理整頓された冷蔵庫を手に入れるには、収納方法を見直すことが大切です。
庫内がスッキリ片付けば、食費や光熱費の節約にもなります。
冷蔵庫収納のコツは、『中身が一目で分かるように収納する』『ジャンルごとに分けて収納する』『出し入れしやすいように収納する』の3つです。
この基本に、スペースごとの収納アイディアをプラスすれば、誰でも簡単に見やすく使いやすい冷蔵庫にできますよ。
自分に合った方法を取り入れながら、毎日の料理が楽しくなるような理想の冷蔵庫を手に入れてくださいね。
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