コミックエッセイ:配偶者に子どもを連れていかれた話
明らかになった夫の驚くべき計画… 息子を巻き込まないで!【配偶者に子どもを連れていかれた話 Vol.7】
このお話は作者ポケットさんに寄せられたエピソードをもとに再構成し漫画化しています。
■これまでのあらすじ
夜勤もあるフルタイムの仕事で忙しいさくらがある日帰宅すると、幼い息子のゆうたと夫がいない…! 夫からは、ゆうたを傷つけるさくらの下には戻らないというような意味のメッセージが…。最愛の息子を傷つけるようなことなどしたこともないのに、何が起きたのか…。警察署や児童相談所、さらに弁護士に相談し、わかってきたのは夫が息子を故意に傷つけ、連れていったのではないかということ。ゆうたの身が心配なさくらは子どもの引き渡しや監護権の指定といった調停の申し立て、離婚や親権についても話し合う旨を夫に伝えることにするが…。
■返信が来た…!
夫は親戚もおらず居場所もわからない。連絡が取れなければ、息子を連れ戻すのに時間がかかってしまう。そんなことになれば息子は夫とふたり暮らしの環境に慣れてしまい、親権を取るのが困難になるかもしれない…。
こんなの理不尽だ…。私はメッセージを送ってから数日間、祈るような思いで過ごしていました。
そして数日後…。既読になりメッセージが来ました。夫はすでにどこかに部屋を借りているのか、転送届を出しているとのこと。
一刻も早く息子に会いたい…! 住所を知りたい気持ちはありましたが、息子を無理矢理連れ戻せば夫がしたことと同じになってしまう。
いろいろな人に夫のしたことを伝えていた私。ついに夫の後輩から驚くべき事実を知ることに…。