コミックエッセイ:配偶者に子どもを連れていかれた話
元夫と結婚するなんて理解不能…本命女性の正体とは?【配偶者に子どもを連れていかれた話 Vol.25】
このお話は作者ポケットさんに寄せられたエピソードをもとに再構成し漫画化しています。
■これまでのあらすじ
ある日突然、息子のゆうたと離れ離れになってしまった母のさくらは、夫が自分の有責を理由に離婚するため、ゆうたを連れて行ったのだと理解する。しかも、夫が交際相手の綾乃と手を組み、ゆうたの親権を獲得し養育費と、慰謝料を狙っていることを知り、審判を申し立てるのだった。審判では、夫がさくらに監護権を持つ資格がないと主張するが、逆にさくらの用意した証拠によって夫のウソが証明され、さらに夫がゆうたをめぐって暴れたため、ゆうたは無事さくらのもとに戻ることに。晴れてさくらがゆうたと自宅に戻ると、待っていたのは綾乃。さくら親子を逆恨みをするような発言をする彼女に、さくらは夫がほかの本命女性と関係している現実を知らせる。そして、自分たちは夫と離れて前を向いて生きていくことを宣言し、綾乃にも自分の幸せを考えてほしいと告げるのだった。
■なぜ? 夫の本命女性の正体に…
夫の交際相手・綾乃は夫にほかの女性がいることを知り、自分は利用されていたことに気付きました。その後、私たち親子の前から姿を消したのでした…。
夫は結局離婚調停をおこす前に離婚に同意しました。あれだけ証拠がそろっていれば当然ですが…。
慰謝料は微々たるもの、無職ということもあり養育費もありません。
裁判をすれば無職でも元夫に養育費を請求することもできるのですが、もう微々たるお金のために再度息子が危険な目にあったり、私がつらい思いをしたくなくて、今後の連絡を絶つ形で元夫との関係を終わらせました。面会の取り決めも行いませんでした。
ただ、私は最後に会わなければいけない女性がいました。
夫の本命の交際相手…、その人は私に木下綾乃の情報を教えてくれた夫の地元の後輩でした…。