コミックエッセイ:合格にとらわれた私 母親たちの中学受験
志望校まで同じ…? 悪気なく私の心をかき乱してくるママ友【合格にとらわれた私 母親たちの中学受験 Vol.14】
最近、元気がない真澄を心配してくれるかなえ。真澄も、かなえが本当は優しい人だということは分かっていました。
だからこそ、不穏な感情に支配されないよう、少し距離を置けば、いずれはまた昔のように笑い合えると思っていたのです。
しかし、その思いを打ち砕くかのように、かなえは、まりんが綾佳と同じ学校に挑戦しようとしていると告げました。
その瞬間、真澄は激しい不安に襲われます。
「もし娘が不合格で、まりんが合格してしまったら…?」
これまで以上の不安や焦りに襲われるのでした。
次回に続く(全15話)「合格にとらわれた私 母親たちの中学受験」連載は7時更新!
『合格にとらわれた私 母親たちの中学受験』
著:とーやあきこ(KADOKAWA)
「合格にとらわれた私 母親たちの中学受験」はこちら
母・真澄は、娘が小学3年生の2月に差し掛かる頃、中学受験塾に通わせることを決意しました。中学受験で挫折した経験を持つ真澄ですが、頑張り屋の娘なら自分とは違い、必ず乗り越えられると信じていたのです。しかし、娘は6年生になっても成績はなかなか伸びず…。焦る気持ちが募る真澄は、次第に「合格」という結果にとらわれ、娘を追い込んでいくのでした。
子どもを通して「親の出来」が計られる!? 中学受験の厳しい現実【合格にとらわれた私 母親たちの中学受験 Vol.13】