本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「呻く」の読み方です。
“なにく”って読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「呻く」の読み方は?
「呻」は普段、あまり使う機会が多くない漢字なので、馴染みがない人もいるでしょう。
これに送り仮名の「く」をつけて、なんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うめく”と読みます。
■「呻く」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「呻く」の意味は以下のように解説されています。
う‐め・く【×呻く】
[動カ五(四)]《「う」は擬声語。「めく」は接尾語》
1 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらす。「下腹を押さえて―・く」
2 獣などが低くうなる。「番犬が―・く」
3 嘆息する。ため息をつく。
「―・きたる気色 (けしき) も恥づかしげなれば」〈源・帚木〉
4 苦心して詩歌を作り出す。苦吟する。
「あまたたび誦 (ずん)