2023年9月1日 11:00
【難読】“ぞんえる”じゃない! 「存える」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「存える」の読み方です。
“ぞんえる”なんて読み方するの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「存える」の読み方は?
「存」は存在、生存、と読むので、“そん”、“ぞん”という読み方は馴染みがありますよね。
しかし、送り仮名の「える」をつけて“そんえる”や“ぞんえる”と読むのは、さすがに違和感があります。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ながらえる”と読みます。
■「存える」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「存える」の意味は以下のように解説されています。
ながら・える〔ながらへる〕【永らえる/長らえる/▽存える】
[動ア下一][文]ながら・ふ[ハ下二]《「流らう」と同語源》
1 命を長く存続させる。長く生きつづける。「心ならずもこの歳 (とし) まで―・えた」「生き―・える」
2 長い時間を経る。
「世の中は常なきものと語り継ぎ―・へ来れ」