2023年10月24日 06:00
「お気をつけてお帰りください」は上司に使っても大丈夫? 意外と知らない敬語
■「お気をつけてお帰りください」の使い方【例文付き】
「お気をつけてお帰りください」は、お客様や上司に対して用いることが多いフレーズです。
それぞれのシーンでの使い方を見ていきましょう。
◇上司に対して使う場合
上司に対しては、これから会社に帰るという連絡に対する返信の中で「お気をつけてお帰りください」を使うことが多いです。
帰宅することを「承知しました」とただ受け取るだけでなく、「気をつけて帰ってきてほしい」という意味合いでこの言葉を添えることで、さらに丁寧で相手を敬う表現になります。
☆例文
「道中お気をつけてお帰りください」
「承知しました。
お気をつけてお帰りください」
◇お客様に対して使う場合
お客様に「お気をつけてお帰りください」を使う時には、「安全に気をつけて帰ってほしい」という気持ちを伝えられます。
別れのあいさつ代わりにもなるため、そのままストレートに「さようなら」や「ありがとうございました」と述べるよりも、相手に気遣いを示すことができるでしょう。
また、天候が悪い日には「雨で足元が悪くなっているため、お気をつけてお帰りください」と言葉を付け足すのもおすすめです。