2023年10月24日 06:50
「お知りおきください」って上司に言っても大丈夫?【正しい敬語】
メールや案内文などで「お知りおきください」という言葉を目にしたことがありませんか?この言葉は正しい日本語なのでしょうか?
また、この言葉を使う時に、敬語表現として正しいのか心配になったことがある人もいるかもしれません。
この記事では、普段何気なく使っている「お知りおきください」という言葉の意味や成り立ち、使い方について解説します。
■「お知りおきください」の意味
「お知りおきください」は、何か知っておいてほしい事や覚えておいてほしいことがある時に使う言葉です。
ただ知らせるだけではなく、「これからも知っておいてほしい」「事前に知っておいてほしい」という意味があります。
◇「お知りおきください」は正しい敬語表現?
「お知りおきください」を文法的にみていくと「お」「知りおく」「ください」というように分解できます。
「知りおく」という言葉は普段なかなか使わないので、日本語として正しいのか不安になることもあるかと思います。
しかしこの言葉は、「了承しておく」「知り、覚えておく」という意味がある正しい日本語です。「お」と「ください」とつけることで、敬語表現として成立しています。