本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「お呪い」の読み方です。
“おのろい”だよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「お呪い」の読み方は?
「呪」は呪文、呪いと読むので、「お呪い」はそのまま読むと“おのろい”となりそうですが、実は違うんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“おまじない”と読みます。
■「お呪い」の意味と使い方
『実用日本語表現辞典』によれば、「お呪い」の意味は以下のように解説されています。
お呪い
読み方:おまじない
別表記:御呪い
「まじない」に丁寧の「お」をつけた表現。呪術。「まじない」は漢字で書くと「呪い」となり、「呪い」は今日ではもっぱら「のろい」と読むため、祈願やお祈りといった意味の場合は混同を避けて「まじない」とかな表記する。
『デジタル大辞泉』によれば、「呪い」の意味は、
まじ‐ない〔‐なひ〕【▽呪い】
神仏その他不可思議なものの威力を借りて、災いや病気などを起こしたり、また除いたりする術。