くらし情報『「お渡しください」って言ってない? 知っておきたい正しい言葉遣い』

2023年11月15日 12:00

「お渡しください」って言ってない? 知っておきたい正しい言葉遣い

ぜひ言葉選びの参考にしてください。

◇(1)「渡してください」

「お渡しください」って言ってない? 知っておきたい正しい言葉遣い


比較的距離が近い相手に少しフランクに伝えたい場合は、「渡してください」を使用しても問題ないでしょう。

例えば、新しく自分の部署に配属になった後輩に対しては、「お渡しください」より「渡してください」の方が、親しみを感じたコミュニケーションを取ることができるはず。

しかし、普段あまり関わりのない目上の人や取引先の相手に対しては、失礼になってしまう可能性もあります。そのため、社内の親しい人にのみ使うフレーズだと覚えておきましょう。


◇(2)「お渡しいただければ幸いです」

「お渡しください」って言ってない? 知っておきたい正しい言葉遣い


できれば渡してほしい程度のお願いであれば、「お渡しいただければ幸いです」がぴったりです。

前段で紹介した「お渡しいただければと存じます」とよく似た形で、「お渡しください」より強制感が薄く、やんわりとした表現で依頼できるでしょう。

■「お渡しください」は親しい上司や同僚に使える依頼表現

「お渡しください」って言ってない? 知っておきたい正しい言葉遣い


「お渡しください」は敬語表現のため、親しい間柄の上司や同僚に使用しても特に問題はないといえます。

しかし、初対面の相手や普段あまり関わりがない目上の人に使うと、不快な思いにさせてしまう可能性があると心にとどめておくことが大切です。

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