「賜りますよう」だとかえって堅苦しくなってしまうような場面では、シンプルに「くださいますよう」に言い換えても良いでしょう。
◇(2)「いただけますよう」
「いただける」は「○○してもらう」や「○○をもらう」といった言葉の謙譲語。「賜りますよう」と同じく、何かをやってほしい時に使える表現です。
ちなみに何かをしてもらいたい時に使う場合は「頂けますよう」ではなく、「してもらう」の意味である「いただけますよう」のひらがな表記にしましょう。
◇(3)「お願い申し上げます」
「賜りますようお願いいたします」では回りくどい表現になってしまう時は、シンプルに「お願い申し上げます」と言い換えても問題ありません。
特に直属の上司や先輩など近しい相手にお願い事をする時は、「賜りますよう」だと丁寧すぎる表現になってしまうことがあります。「お願い申し上げます」といった分かりやすい表現も取り入れていきましょう。
□「賜りますよう」を正しく使おう
「賜りますよう」は上司やお客様、取引先など目上の人に対して、「○○してほしいです」といったお願い事をしたい時の丁寧な表現です。
ただし、使い過ぎてしまうと回りくどい印象になってしまうこともあります。