「少々お待ちください」って失礼なの!? 意外と知らない正しい敬語
「○○様のご予約の確認をいたします。そちらでおかけになって少々お待ちいただけますか」
◇(3)「今しばらくお待ちください」
「少々お待ちください」よりも長く相手を待たせることになりそうな時は、「今しばらくお待ちください」に言い換えられます。
「今しばらく」をどのくらいの時間で想定するかは人それぞれですが、一般的には電話や対面の場合は数分程度、メールであれば数日程度といわれています。
状況に応じて、「少々」と「今しばらく」を上手に使い分けましょう。
☆例文
「このたびは、当ショップの商品をご購入いただきありがとうございました。商品の到着まで今しばらくお待ちください」
「商品の故障の原因について、現在システム部で調査中でございます。
詳細が判明するまで今しばらくお待ちくださいませ」
■「少々お待ちください」は相手を待たせる際の声掛けとして使える言葉
「少々お待ちください」は、相手を待たせる際の声掛けとして使われる言葉です。「すぐに対応するけど、少し時間が欲しい」という時に用いると良いでしょう。
ビジネスシーンでも使用可能なフレーズですが、受け手によっては命令口調のように捉えられる場合もあるため注意が必要です。