「お力になれて良かったです」
「お力になれて良かったです」は、「お役に立てて何よりです」よりもさらに分かりやすくカジュアルに伝えられる表現です。
「お役に立ててうれしいです」同様、使用場面や相手には注意しましょう。
また「良かったです」は、口語的な表現です。ビジネスメールや手紙などには使用しない方がベターでしょう。
◇(3)「お役に立てて光栄です」
「何よりです」を「光栄です」に変えると、よりかしこまった印象のフレーズになります。
こう‐えい〔クワウ‐〕【光栄】
[名・形動](スル)
1 業績や行動を褒められたり、重要な役目を任されたりして、名誉に思うこと。また、そのさま。「—の至り」「身に過ぎて—なこと」
2 栄えること。
栄えさせること。
「みな戦死して英国を—す」〈中村訳・西国立志編〉
(『デジタル大辞泉』小学館)
このフレーズの場合は(1)の意味が当てはまります。「お役に立てて光栄でございます」とすると、さらに丁寧な印象となるでしょう。
□「お役に立てて何よりです」は褒められた時の返事に使える
「お役に立てて何よりです」は、ビジネスシーンにおいて褒めてもらったことに対し、喜びや感謝の気持ちを伝えられるフレーズです。