と漢字で表記するのは好ましくありません。
「していただく」の「いただく」は補助動詞であり、その場合はひらがなを用いるのが一般的です。
ビジネスメールなどで用いる場合には、「していただく」とひらがなで表記しましょう。
■「していただく」の言い換え表現
「していただく」は他の言葉にも言い換えができます。使う相手やシチュエーションに応じて使い分けてみましょう。
◇「賜(たまわ)る」
「していただく」は「賜(たまわ)る」に言い換えることができます。
たまわ・る〔たまはる〕【賜る〔賜わる〕/▽給わる】
読み方:たまわる
[動ラ五(四)]
1 「もらう」の意の謙譲語。目上の人から物などをいただく。
ちょうだいする。「日ごろお客様からご愛顧を—・っております」
「禄ども、しなじなに—・り給ふ」〈源・桐壺〉
2 「与える」の意の尊敬語。鎌倉時代以降の用法。目上の人が物などをくださる。「臣下に金一封を—・る」
3 神の許可を得て、通行を許してもらう。
「足柄(あしがら)のみ坂—・り顧みず我(あれ)は越(く)え行く」〈万・四三七二〉
4 (補助動詞)動詞の連用形、また、それに「て」