「健闘を祈ります」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】
「ご健闘をお祈り申し上げます」などと言い換えるのがベターでしょう。
☆例文
*・明日の試合で練習の成果出せるよう、健闘を祈ります。
・新天地でのご活躍とご健闘を心よりお祈り申し上げます。*
■「健闘を祈ります」を使う時の注意点
「健闘を祈ります」は汎用性の高いフレーズですが、使用シーンにおいては適切でない場合もあります。以下の注意点を押さえておきましょう。
◇(1)けがや病気に対しては使わない
けがや病気がある相手に対してエールを送りたい場面もあるでしょう。しかしその場面で「健闘を祈ります」と伝えるのは不適切です。
相手の状態次第では、不謹慎だと思われてしまうでしょう。
このようなシーンにおいては「お大事になさってください」などが適切です。
参考記事はこちら▼
「お大事になさってください」の意味とは。使い方や言い換えも紹介(例文つき)
◇(2)過去の出来事には使わない
「健闘を祈ります」は、これから困難に立ち向かう人や試合に挑む人などに対して「がんばってください」という気持ちを伝えるフレーズです。
そのため、過去の出来事に対するねぎらいの言葉にはなりません。
このような場合には、シンプルに「お疲れさまでした」