くらし情報『大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」』

大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」

だから、自分で作ることにしたんです。

大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」


――言われてみると、日本には「ストレートがマジョリティ」という固定概念があるのかもしれませんね。

私自身、カナダに住んでいた頃も「美=ストレートヘア」というイメージを持っていましたし、大人になってからも「美しいストレートヘアを作る方法」を調べて、ケアを実践していました。けれど、私のようなカールヘアを持っていると、ストレートヘアを作るための方法を真似しても、髪により大きなダメージを与えてしまうだけだったんです。

カールヘアを上手く扱うには保湿が大切です。アイロンで髪に熱を与えたり、縮毛矯正を何度も行ったりすることは、長い目で見れば髪にダメージを与え続ける一方です。私の場合、そこまでしても理想のストレートヘアになることはできなかったですし、髪の健康と心の健康、どちらにとっても適切ではありませんでした。

■自分を理解し、人との違いを認めて、コンプレックスが個性になった

――では、リンさんはカールヘアを生かしはじめてから、髪だけでなく心もよりヘルシーになれたということでしょうか。


カールヘアの扱い方を学んで、天然パーマを「自分の個性」と受け止められるようになりました。

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