「楽しかったです」よりもスマートな表現とは?【知っていると役立つ言葉】
「堪能する」と「楽しむ」は、どちらも満足していることを意味する言葉です。
しかし、それぞれのニュアンスは異なるため、上手に使い分けることで、自分の気持ちを正確に表現することができるはず。
今回は、「堪能する」と「楽しむ」の違いと言葉の使い方、類語を紹介します。
■「堪能する」と「楽しむ」の違いとは?
まずは、それぞれの言葉の意味を見ていきましょう。
◇「堪能する」は「存分に味わうこと」
「堪能」を辞書で調べてみると、次のように紹介されています。
たんのう【堪能】
(1)十分に満足すること。「おいしい料理を—する」
(2)気が済むこと。納得すること。
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「堪能する」には、満足するまで楽しむことや納得するまで味わうといった意味合いがあります。何かの魅力や価値を存分に感じた時に用いる言葉といえるでしょう。
◇「楽しむ」は「愉快な気持ちになること」
一方、「楽しむ」の意味は以下の通りです。
たのしむ【楽しむ】
(1)満ち足りていることを実感して愉快な気持ちになる。
「独身生活を—・む」「休日を—・む」「余生を—・む」
(2)