株主優待目的で株を始めるのってアリ? 株主優待がお得な会社とは
また、投資をしようと考えている企業の株式情報等は、一通りチェックしましょう。例えば、四季報・評価レポート・ニュース・業績・チャートなどを見て、タイミングを狙って買うのがおすすめです。
■株主優待目的で、おすすめの投資先は?
株主優待でいうと、食品業界と美容業界が女性に人気です。カゴメのケチャップやトマト缶、飲料などの詰め合わせ、マンダムだとギャッツビーやルシードなどの製品詰め合わせ、ポーラオルビスだとボディシャンプーやリンクルショットなどに交換できる優待カタログが届きます。
ただ、株式を株主優待がもらえる単元(100株など売買単位のこと)まで買う場合、例えばK社の場合、100株以上保有していると、年1回2,000円相当の自社製品の詰め合わせがもらえますが、2024年7月9日の終値は3,355円でしたので、最低でも33万5500円の投資資金が必要となり、優待利回りは0.59%です。年1回の2,000円相当の商品のためにその金額が出せるかもしっかりと考える必要があるでしょう。
もちろん、株を保有していて、なおかつ企業が内容を改定しない限り、優待品や配当はもらえますので、定期的に製品などが送られてくる楽しみはありますが、あくまでも投資には変わりありません。