株主優待目的で株を始めるのってアリ? 株主優待がお得な会社とは
株式自体が値上がりすれば、その分資産は増えますが、下がればその分資産が目減りすることも忘れてはいけません。そのあたりもよく考えて、同じ「投資」をするなら、株主優待はもちろんのこと、より魅力的な企業を探したいですよね。
企業によっては、長期で株式を保有していると株主優待が増えるなど、プラスアルファの楽しみもありますよ。
初心者の方やあまり手元にお金がなく、「一気に数十万円出せない」という方は、NISA口座の成長投資枠でミニ株(単元未満株)から始めるのがおすすめです。ミニ株で増やしていって、単元株になれば晴れて株主優待を受け取ることができます。
■株主優待目的で保有した株が値下がり傾向。手放すべき?
値下がり傾向=すぐに手放すべきかといえば、ケースバイケースです。長期でほったらかしていい企業と、サクサク次に行くべき企業があるので、一概には言えません。
しかし、確かに塩漬けするのはもったいないケースも。例えば、10%株価が値下がりしたら損切りをして、値上がりが期待できてかつ株主優待が魅力的な他の企業に乗り換えるのも一つの手法です。
下がった理由が短期的なのか、これからずっと続くものなのかによっても売買判断が異なるので、そのあたりも勉強しつつ、ご自身の感覚を磨いていくのがいいでしょう。