社内恋愛のメリットとデメリット。一人の男を取り巻く女同士の怖い会合が開かれる【未恋~かくれぼっちたち~#6】
※本コラムは『未恋〜かくれぼっちたち〜』第6話までのネタバレを含みます。

■社内恋愛のメリットとデメリット
「わたしにしか描けない漫画を描きにいきます」と書いたメモを残し、同棲していた家から出て行ってしまったゆず(弓木奈於)。健斗(伊藤健太郎)は、「予想もしなかったことをする。だから、飽きない。だから、魅力的。そこに、俺も惹かれていたんだな」と言っていたけれど、たしかに“奇想天外な人”ってモテますよね。
とくに男性はハンター脳だから、付き合った後も掴めないというか、ゆずのようなタイプに沼っちゃうことが多い気がします。ただ、このパターンだと、最終的に「もう、疲れた!」と振られちゃうことがあるかもしれませんが……(若いころに経験あり)。
振り回すのにも加減が必要なんですよね、きっと。

ただ、編集者と漫画家の関係である健斗とゆずは、カップルとしては距離を置いたものの、仕事相手としては関係を継続させていかなければなりません。第6話は、社内恋愛のメリットとデメリットが浮き彫りになった回だったなと思いました。
例えば、ゆずが家を出た後、健斗は【どういうこと?】【どこに行ってるの?】【いつ帰る?】と何度もメッセージを送っていたけれど、それに対する返事はなかった。