米・老舗カフェが日本橋に1号店。“コーヒーショップ戦国時代”の差別化に注目
PR担当者は、その意図をこんな言葉で語ってくれた。
「建国からおよそ200年というアメリカの歴史の中で、『コーヒービーン&ティーリーフ』は創業約50年ーーアメリカで最も古いショップです。私たちが考えたのは、その“歴史”という部分から見たイメージです。その意味で日本橋の持つイメージはぴったりだと思いました。その一方で、COREDO日本橋などでの再開発、つまりイノベーションが起きている街でもあります。今後、日本での全国展開も視野に入れているので、この日本橋という、江戸時代において発展の要となった日本橋一丁目という地でのスタートを選びました」。
また、コーヒーの淹れ方や豆の選び方、焙煎方法など日本進出するどのショップも高水準のものを提供する“コーヒーショップ戦国時代”の今、「差別化」をどう図るのかはやはり重要だ。「コーヒービーン&ティーリーフ」はその名の通り、コーヒーはもちろんのこと、紅茶の充実、さらにはフードの充実による他店との色分けがあるように見える。
これについて、前述とは別のPR担当者は「カフェとしてだけでなく、最近は“ランチ需要”も拡大傾向にあるかと思います。さらに女子会などの際に、コーヒーと紅茶が豊富にあるメニューの中から“選べる”というところは、『コーヒービーン&ティーリーフ』のひとつの特徴だと思っております」