【カンヌ国際映画祭】「Dior」「YSL」、老舗“フレンチブランド”で魅せたセレブファッション
などヨーロッパ圏で誕生したブランドを纏うセレブたちの姿も。「ヴァレンティノ」のカラーブロッキングが印象的な15SSクチュール・コレクションからの1着を選んでいたのはシエナ・ミラー。別日には、「ソニア・リキエル(SONIA RYKIEL)」のガウンで登場。こちらは、ブラック一色のドレスながらも、オーガンジーにスター模様が浮かび上がる少しレトロ感のある素材と、ガウンを重ね着したようなデザイン、透け感のある若々しい足元、胸元に安全ピンをあしらったデザインなど、随所に遊び心がたっぷり。そこに、今年流行の太めヒールのサンダルを合わせ、上級者のシエナならではの、フレンチ・シックを披露した。
その他にも、ナタリー・ポートマンが「ランバン(LANVIN)」による美しいエメラルドグリーンのガウンを選び、タイトにまとめたヘアと揺れる黒いシンプルなピアスでノーブルなスタイルを見せたり、ダイアン・クルーガーがランウェイさながらの「プラダ(PRADA)」スタイルを披露したりと、映画祭はさながら最先端のファッションショーケースに。やはり、カンヌのレッドカーペットでは、女優たちもひときわ腕によりをかけ、おしゃれを楽しんでいるようだ。