くらし情報『金沢21世紀美術館で「誰が世界を翻訳するのか」開催。世界の現代美術を通して時代を問いなおす』

2015年9月23日 14:15

金沢21世紀美術館で「誰が世界を翻訳するのか」開催。世界の現代美術を通して時代を問いなおす

異文化間を移動、横断することが常態化する現代社会において、あらゆる関係が流動的であり、これまでに描かれた歴史や価値観も、誰がそれを伝えるかによって、さまざまな意味を浮き彫りにする。

作品は作り手から発せられる言葉や振る舞いであり、作り手が自信を取り巻く世界をどのように認識しているかの表れだとすると、ポスト・コロニアル批評を経た現在、文化的背景が異なる土壌から生まれる表現について、私たちはどのようにアプローチすべきなのか。

12月には、「人々の国連総会」と題した、出品作家ペドロ・レジェスによる2日間にわたるワークショップも開催される。本展覧会やワークショップに足を運び、感じ、作家の試みに参加することで、様々な国から参加する表現者の表現との関係性を創造し、世界を翻訳しようとする試みを自らも体験してほしい。

【イベント情報】
ザ・コンテンポラリー 2 誰が世界を翻訳するのか
会期:2015年9月19日~ 12月13日
営業時間:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
休場日:月曜(ただし9/21、10/12、11/23は開場)、9/24、10/13、11/24
会場:金沢21世紀美術館 展示室
料金:一般 1,000円、大学生 800円、小中高生 400円、65歳以上 800円
《Bleeding Takari II》 2007 Collection of The Museum of Modern Art (MoMA)参考図版 (c)El Anatsui

《Bleeding Takari II》 2007 Collection of The Museum of Modern Art (MoMA)


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