2015年10月15日 20:00
ファッションを刺激するシェアパフォーマンス繰り広げる「HAPPENING」からの問いかけ【INTERVIEW】
だから、その進化には乗り遅れたくないし、テクノロジーが身近にあるというのが面白いと思う」と言う。表参道と原宿の間を練り歩くスタイルでの発表とあって、それを動画撮影したものを拡散していくことも予定する。「自分たちでもどこがゴールか分からないでやっているけど、単純に分からないことをやるってことが面白いなと感じています」とメグさん。そう、「HAPPENING」は分からないということを、心底楽しめる集団なのだ。
■「HAPPENING」のクリエーションを支えるもの
世間にはステイトメントを掲げたものの、関わる人が多かったり、それぞれの求めるものが違ったりと、様々な理由でステイトメントが揺らぐことも少なくない。変化の多い大海原のような世の中に生きながらも、自分の信じる場所に向かって泳ぎきる力を「HAPPENING」のメンバーはどうやって身につけているのだろうか?そんな問いは愚問だったと後で知るのだが、そんな問いを抱いてしまった。江幡さんは「『HAPPENING』として4回目のコレクションになる今回は、一番泳げてますね。手を動かす前に、イメージやビジュアルをかなり考えてからスタートしたから。
今回は作りたいものがクリア」