2015年10月28日 21:00
瀬戸内国際芸術祭、16年のテーマは「海の復権」。地域の生活文化を表す「食」にもフォーカス
当日会場では、オーストラリアから巨大な人形劇を上演するパフォーミンググループ、スナッフパペッツと、野良着で暮らしながら和楽器による演奏を全国各地て繰り広げる、切腹ピストルズがパフォーマンスを繰り広げた。スーツ姿が目立つ会場に突如響き渡った和楽器の調べが会場を包み、巨大なパペットが会場内を闊歩して、来年の瀬戸内国際芸術祭への期待を高めた。
北川は来場者に向けて「観光政策としてスタートした同芸術祭だが、地域に徹底的に拘り、地元の人が喜び笑顔になること、そして、芸術祭を訪れた人の“感幸(かんこう)”でもあるようにと切に願っている」と語りかけ、3年に一度のトリエンナーレをきっかけに、地域の人々が、その歴史に誇りを持てることを目指すというメッセージを伝えた。
また、メインビジュアルのデザインは原研哉が手掛け、島々を巡りアートを訪ねる楽しさを象徴する「船」をモチーフに採用している。
ディオールから新たなエッセンシャルアイテム「ディオール ノリータ」バッグが登場